世界同時サイバー攻撃のニュースが流れた今週、
デジタル全盛期の中で、前に知人から譲り受けた、フィルムカメラのOLYMPUS PENを、休みの合間に綺麗に掃除していたんだけど、メカトラブルなのかシャッターが切れない。分解も考えたが、スマホの見過ぎか最近は視力も落ちてきているので、PENのような小さなカメラを元どおりに組み立てる自信もなく、
先にメカを確認しておけば良かったと後悔したが、PENはオブジェ化しておくことにした。
ここのところ、休日は家に引きこもりコツコツと、ホームページの作成や、映画を見たりと運動不足で、すっかりダラダラの生活に甘んじていて、カメラとは関係ないのだが出かけるとなると後押ししてくれる何かが欲しい。
あまり物欲もないが、以前から興味のあった、CONTAXをネットで物色していたら、どうしても欲しくなってしまったので良さげな個体をポチった。
最初は、評判の良い? T2を探していたが、中古専門のネットショップでは、程度にもよるが高いものは10万円もするものも珍しくなく、1990年に発売され、定価が当時12万円もする高級コンパクトカメラの人気っぷりに驚いた。チタンブラックやチタンゴールドなど、まだ当時はサラリーマンだった、バブリーな時代の象徴か!? それでも、カールツァイスのレンズが付いている、CONTAXのカメラには興味津々であり、ネットショップで良さそうな個体を見つけたが決済前に売り切れとなり縁がないようにも思えた。
T2を物色していると、TVSというズームモデルがあることを知った。
バリオゾナー(Vario-Sonnar)という、28-56mmF3.5-6.5のレンズが付き、発売は1993年。
CONTAXが欲しくなった理由の一つがコンパクトということもあり、単焦点のT2よりも面白いかもと調べてみた。F6.5という暗いレンズや、ファインダーの見難ささなど酷評も多いので、
T2よりも高い価格設定でありながら、中古相場は比較的安価。2−3万も出せば良いものと出会えるかも知れない。
そして、38mmの単焦点オートフォーカスコンパクトのT2を持ち歩くなら、LEICA M4や、デジタルなら、M-Pを持ち歩く機会の方が断然多いであろうと思え、手軽にズームも使えてコンパクトなTVSのほうがスタイルにあっているように思えた。
ということで、
昨日、宅配便で届いた、TVSをドキドキしながら開梱。
某オークションで購入したので、実物を見るまでは心配でした。 梱包もしっかりとしてくれていて箱も年代物にしては痛みも少なく、
カメラ本体も大きなダメージもない、商品説明に書かれていたとおり、気になるような傷はなかった。
電源は、レンズの横にあるレバーを上げることで入り、
バリオゾナーレンズが前に出てくる。小さなレンズカバーは無くしたらショックだ。オマケでレンズプロテクターが入っていたので、カバーを外して、プロテクターをつけて持ち出すことにしよう。
それにしても、綺麗な個体なのでフィルムを入れて現像してみないと何とも言えないが問題なさそうです。
このまま箱に入れたまま置いておきたいぐらいだ。
質感はとても良く、流石に高級コンパクトカメラと思える。
とりあえず。フジのISO400のカラーフィルムでも入れて、
最初に書いた、後押ししてくれる理由ができたので、天気が良ければ週末は、CONTAX TVSを持って出かけようと思う。
Photo taking with iPhone6S
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